2008年1月21日月曜日

リンデンラボ社発表の12月のKey Metricsより

セカンドライフの公式ブログで、12月のKey Metricsが発表されましたのでご紹介します。

★総利用時間


12月の総利用時間は2,564万6,287時間。対前月比で4.1%増加しました。


★住民数、プレミアム会員数の推移


12月末の住民数は1,170万4,934人でした。住民数というのは個々のアバターの数です。一人のユーザーが複数のアバターを持つ場合もあります。

対前月比で4.7%増加しました。

12月末のプレミアム会員数は9万3,219人でした。
対前月比で0.7%増加しました。プレミアム会員数だけの推移を表わしたグラフは次のとおりです。

なお、9月まではユーザー数(Unique residents)が公表されていましたが、10月からは公表されていません。


★性別比(アカウント登録時に申告した性別)

アカウント数による男女比の推移は次のとおりです。

12月は男性が72.26%、女性が27.74%でした。

利用時間数による男女比の推移は次のとおりです。

12月は男性が59.32%、女性が40.68%でした。

時間数と人数については実数も公表されていますので、男女別に平均利用時間を算出してみると、男性が23.6時間であるのに対し、女性は42.1時間となっています。


★アクティブ・レジデンンツ・全体 

12月のアクティブ・レジデンツ(1ヶ月間のログイン時間が1時間を超える住民)全体の人数は51万8,947人でした。対前月比では4.5%減少となっています。

利用時間数の合計は2,551万6,049時間でした。対前月比では4.2%増加しました。

平均利用時間は49.2時間でした。


★アクティブ・レジデンンツ・国別 

アクティブ・レジデンツの人数および利用時間数による上位10カ国は次のとおりです。

上位10カ国の顔ぶれは、7月以降、まったく変わっていません。

日本は、人数ついての順位では第4位、利用時間数では第3位となっています。これらの順位は前月と変わりありません。

12月の日本のアクティブ・レジデンツの人数は2万9,343人でした。対前月比で4.7%減少しました。人数は7月の4万4,847人を最高に、減少傾向にあります。

12月の日本のアクティブ・レジデンツの利用時間数は202万1,396時間でした。対前月比で5.2%増加しました。

日本人の平均利用時間は68.9時間でした。平均利用時間は増加傾向にあります。なお、全体の平均利用時間が49.2時間でしたので、日本人の平均利用時間はこれをかなり上回っています。


★アクティブ・レジデンツの年齢層別割合
年齢層別割合は、11月と比較して目立った変動はありませんでした。年齢層別の平均利用時間では、年齢層が高くなるにしたがって、利用時間が長くなる傾向が相変わらず続いています。 


★マネーサプライ

12月末のマネーサプライは、41億8,357万3,385リンデンドル、日本円に換算して 約16億7,100万円でした。(1米国ドル=268.0057リンデンドル=107.07円)

対前月比の増加率は6.0%でした。


★リンデンドルの為替市場(LindeX)  

リンデンドルの為替市場(LindeX)における取引高の推移は次のとおりです。

12月のリンデンドルの為替取引高は20億3,120万8,854リンデンドル、日本円にして約8億1,100万円。対前月比で4.0%の増加となりました。

リンデンラボ社の新規発行売却高は2億2,566万72リンデンドル(約9,000万円)でした。

対前月比では61.0%の大幅増加となりました。


★土地


12月末の土地の合計面積は、963.66平方キロメートル。うち、メインランドが185.35平方キロメートル、プライベートアイランドは778.31平方キロメートルでした。

対前月比では、全体については2.6%増加、プライベートアイランドは3.1%増加、メインランドも0.7%増加しました。

なお、今回のデータのメインランドのところには、resident ownedという文言が加わっていました。ですから、上記のメインランドの面積には、リンデンラボ社所有の分は入っていないことになります。

メインランドで新規に造成された土地は、米国ドル建てのオークションを通じて、住民たちに供給されることになっていますが、10月7日を最後に、供給が止まっています。


★まとめ

12月の主な動きとしては、総利用時間数が上昇に転じたこと、アクティブ・レジデンツについては、人数が前月に引き続き減少したものの利用時間数が増加に転じたこと、リンデンドルの新規発行売却高が大幅に増加したことが挙げられます。

日本人については、人数は前月に引き続き減少しましたが、利用時間数は再び増加に転じました。平均利用時間数では、国別でトップとなっており、以下、2位オランダ(64.5時間)、3位バミューダ(59.9時間)と続いています。

2008年1月6日日曜日

セカンドライフの同時接続者数・・・2007年後半

Massively.comでは、セカンドライフの同時接続者数を毎日発表しています。発表されるのは、その日の最大接続者数、最少接続者数、同時接続者数の中位数の3つです。

これらのデータを元に、昨年6月18日から今年1月1日までの分をグラフにしてみましたので、掲示します。グラフが途切れているところは、リンデンラボ社のサーバがデータを提供しなかったか、または、Massively.comでデータの取得に失敗した日です。


夏のバカンスのシーズン、および12月のクリスマスシーズンという季節的な変動が見られますが、大方の傾向としては、上昇を続けてきたと言えると思います。