2007年7月6日金曜日

セカンドライフの土地・・・メインランドのオークション(6月)

RLの事情でしばらく更新が滞っていました。すみません。
 
★落札価格の推移(シム単位またはそれに準じた広さのもの)
 
リンデンラボ社がメインランドで新規に造成した土地は、オークションで米国ドル建てで売却されます。(1シムに相当する広さ6万5,536平方メートルのもの、またはそれに準じるもの)
 
7月1日までに終了した米国ドル建てオークションの落札価格を表わしたものが次のグラフです。赤のラインがその月の落札価格の幅を示したものです。青のラインが平均落札価格です。


ソース:Second Life Auction Statistics
 
月ごとのオークション個数は次のようになっています。

ソース:Second Life Auction Statistics
 
平均落札価格は、5月までは下落してましたが、6月には上昇しています。最低落札価格も上昇しました。オークション個数の方は、5月は229シム、6月は127シムと、6月の供給量はかなり減っています。
 
あまりにも落札価格が低下すると、採算割れ(サーバの増設コスト・維持管理コストを下回る)になりかねませんので、その辺のところを考慮して、リンデンラボ社は6月の供給量を抑えたのだろうと思います。
 
ちなみに、1シムの土地の毎月の使用料は、プライベートアイランドの場合が295米国ドルなのに対し、メインランドの場合は195米国ドルです。プライベートアイランド(1シム)の購入費用は1,675米国ドルです。
 
ところで、6月23日頃から、土地のオークション物件が1件もないという状態がしばらく続いてました。
 
1,024平方メートルなど、狭い面積の土地はリンデンドル建てでオークションにかけられるのですが、そちらの物件もすべてなくなってしまいました。(これらの土地は、元の所有者が放棄したものなど、何らかの事情でリンデンラボ社の管理下に入った土地です。)
 
6月30日頃には、再び、米国ドル建てのオークション物件が出ましたが、リンデンドル建てのオークション物件は、未だに1件も出ていません。
 
このような状態は、私の知る限りでは、最近はなかったと思います。リンデンラボ社の経営方針に何か変化があったのかもしれません。

7月7日14:03追記:リンデンラボ社が、一気に40シムの土地をオークションに出しました。私が先に書きました、リンデンラボ社が落札価格の低下を防ぐために・・・という私の推測は間違っていたのかもしれません。リンデンラボ社は、メインランドの土地の小売価格を引き下げることによって、プレミアム会員の拡大を狙っているのかもしれません。

7月8日11:35追記:オークションに、リンデンドル建ての物件(小規模の区画)が9件出されています。

関連エントリー:
セカンドライフの土地・・・メインランドのオークション
http://sheila6225.blogspot.com/2007/05/blog-post_20.html

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

しかし、メインランドはホント荒れてますよね(というか見た目に看板だらけだし。。)

単に増やすだけがいいのかは、ちょっと疑問もあります。

sheila6225 Allen さんのコメント...

やっぱり荒れてますか・・・。
区画の最低の広さの制限とか景観条例みたいなものを設けないと、しょうがないですよね。

住民がある土地を宅地として取得したが、近くに看板が立ってしまったため、そこに住む気をなくした。しかし、その宅地を売ろうとしても売れない。でも、宅地を保有している限り、土地使用料は払わなくてはいけない。でも、使わない土地の土地使用料を払い続けるのは嫌だから、その土地を放棄する。放棄した土地は、リンデンラボ社の保有になる。でも、そんな土地を買いたがる人はいないから、リンデンラボ社も処分に困っている。ひょっとしたら、リンデンラボ社は、そんな土地を大量に抱えている・・・ってことかしら。

土地=サーバスペースですから、土地使用料は入ってこなくても、サーバの維持費は発生するってことですよね。