★WSEの現在
上場企業数 65社(投資ファンドも含む)
IPO中の企業数 21社
(5月15日現在)
4月3日時点の上場企業数が29社でしたので、約1ヶ月の間に上場企業数が2倍以上になっています。
The Stock Exchange of Second Lifeというサイトの試算によれば、上場株式の時価総額は11億1,594万7,068.44リンデンドル、日本円で約4億9,800万円です。(いつの時点の数字かは、サイトに説明がありませんでしたので不明です。エントリーの日付が5月7日でしたので、5月初め頃の数字だと思われます。)(1米国ドル=120.29円=269.3704リンデンドル)
同サイトには、各銘柄別の時価総額も表示されていますので、興味のある方は、そちらをご参照ください。
なお、WSEで取引を行なっている人の数は、現在は公開されていません。
★WSEの4月の動向
4月の取引高は次のとおりです。
4月6日の取引高だけが突出していますが、これはWSEがサーバ移転のため4月5日まで市場をクローズしていましたので、市場再開後に取引が一時的に集中したためと思われます。
4月の総取引高は約44万2,500米国ドル、日本円で約5,320万6,000円。1日あたりの平均取引高は1万7,700米国ドル、日本円で約212万8,000円でした。
WSE1000は、全取引高(リンデンドル)/取引された株式数*1,000で計算されています。つまり全銘柄についての1,000株当たりの平均株価ということになります。
3月末日の指数(1427)を基準値として、どのくらい変動しているのかをみてみますと、+41.8%~-41.3%の幅で変動しています。
★最近の出来事
4月7日のエントリーでお伝えしましたように、私が購入したThe Success Fund(TSF)を含む4銘柄が、さまざまな理由によりWSEで取引停止になりました。
WSEは4月23日にそれらについて調査を開始。その結果が5月5日に発表されました。その内容は次のとおりです。
Some Pau Escort (SEX)は情報開示義務を満たしたため、取引再開。
PC Labs(PCL)とVixen Designs(WED)は、ビジネス活動を停止しており、関係者と連絡が取れない状態にある。
The Success Fund(TSF)は、TSFのCEOが目的外のことに充当した資金を返済するまで取引停止。
PCLとWEDは、上記の発表から見る限り、無価値になってしまったようです。Stock Exchange of Second Lifeに掲載されていた両銘柄の時価総額(取引停止直前の株価)は、合計で99万5,000リンデンドル、日本円で約44万4,000円。これだけの金額を誰かが失ったことになります。
私が購入したTSFは、株式投資ファンドなのですが、やはり、ファンドマネジャーであるCEOが、株式購入に充てるべき資金を使い込んでしまったようです。CEOとはまだ連絡がとれているようなので、ひょっとしたらお金が戻ってくるかもと淡い期待を抱いています。しかし、セカンドライフから突然、姿を消してしまうのは非常に簡単です。CEOのお金の持ち逃げで終わってしまう可能性も十分にあります。
そのほかの出来事としては、5月10日に、Nordpine Comapny(NOR)のIPOがロールバックになりました。
IPOとは、企業が自社の株を、一定の価格で、初めて株式市場で売りに出すことなのですが、その売り出しには期間が定められています。もし、その期間内に企業が全株式を売り切ることができなかった場合には、WSEの場合、そのIPOがなかったものとしてとり扱われることになっています。IPOの株式を購入した投資家たちには、購入代金が返還されます。それをロールバックと呼んでいます。
ロールバックとなった企業は、事業計画を縮小して、それに基づいた新しい事業目論見書を作成し、再度IPOを行なうことができます。
5月12日には、ROLLING CHIP (ROL)のIPOもロールバックとなりました。このロールバックは、上記のケースとは理由が異なっており、同社の提出した事業目論見書の内容が、他社のものをそっくりコピーしたものであったことが判明したためにとられた措置だそうです。
まじめに事業をやっている人々から見れば、あきれてものが言えないような出来事ですね。
日付は前後しますが、5月10日にはTouchet Group Corporation(TGC)が取引停止になりました。事実関係を明らかにするためというのが、その理由です。
TGCは他社とのジョイントベンチャーでSecond Life Investment Bankという銀行を経営しているのですが、その銀行がトラブルに巻き込まれて、5月8日に突然営業を停止しました。
現在のところ、銀行再開の動きがあるようです。この件については、別の機会にお伝えします。
5 件のコメント:
記事をもとにWSEのホムペを見直していたら、2つぐらい買ってみようかなというのがありました。
ただTSEを見ると、マンスリーの出費が多いのが難点かなと。ハイリスクのわりにリターンが2割だときついかなと。
マンスリーのincome,expensesの情報が正確という前提ですがw。
TSEって、何でしょうか?会社名かと思ったのですが、そうでもなさそうし・・・。
これだけ銘柄数が増えてくると、略号で探すのも大変になってきました。
すいません。TSFでしたw。
マンスリーの出費に給料とかが入っていると、利益はもっと出ていることだし、やっぱ出費をあんまり材料にしてもだめかなぁ。
あら?なにか勘違いされているかも。TSF=The Success Fundは、私が購入した銘柄ですが、取引停止中です。
こういうときはIMのほうが便利ですねw。
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