2007年4月12日木曜日

セカンドライフの住人はどのくらい儲けたか?・・・3月の統計から

少し前に、リンデンラボ社の3月の統計がでましたので、セカンドライフの住人たちがどのくらい儲けたのかを推計してみました。

推計には、リンデンラボ社が発表したEstimated In World Business Owners というデータを使用しました。推計方法の詳細は、私のブログのの3月13日のエントリーをご参照ください。

下のグラフは、セカンドライフ内で住人が得た利益の推定合計額および登録者数の推移を表したものです。この利益には、土地売買に関する利益と為替ビジネスの利益は含まれていません。


3月中に住民が得た利益の推定合計額は、約404万米国ドル、日本円にして約4億8,000万円でした。(以下、1米国ドル=119.43円=268.75リンデンドルで換算)

利益の対前月比の増加率は30.0%、登録者数の対前月比増加率は23.8%でした。


(4月21日補足:上述の登録者数は、正確にはアバター数のことです。)

次に、Monthly Spending by Amount というデータを元にして、上記の推計と同様の方法で、セカンドライフの住人たちが、インワールドで支出した金額の月間合計額を推定してみました。下がその推移を表したグラフです。
なお、古い時期のデータが入手できませんでしたので、今年の1月以降の分のみの推計となっています。


3月における、住人たちの支出の推定合計額は、約52億6,200万リンデンドル、日本円にして約23億3,800万円になりました。結構大きな金額ですね。3月の対前月比の増加率は38.1%でした。

元データであるMonthly Spending by Amountは、各住民を月間支出額に基づいていくつかの層に分け、その層毎の該当人数を示したものです。最上位の層は、月間支出額が100万リンデンドル(約44万円)以上。この層に属する住民は、3月は835人でした。

(4月21日補足: 上のパラグラフの”住民”は曖昧な表現でした。ユーザーと読み替えてください。)


ところで、上の登録者数の推移のグラフを見ると、登録者数が増加し始めた時期と、米国でインターネットギャンブル禁止法が成立した時期(2006年10月)が、だいたい重なっているように思います。

つまり、禁止法により行き場を失ったオンライン・ギャンブラーたちが、カジノを目的にセカンドライフの世界に流れ込んできているということが、十分に考えられます。そして、そういった人たちの一部が、高額支出層に含まれているのかもしれません。

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