2007年4月1日日曜日

続・同じドレスがあっちにもこっちにも!?

私は前回のブログで、私が買ったドレスと同じものが他の複数の場所でも売られていたことから、小売-卸売のパターンが成立していると書きました。

通常、卸売業は、ある程度まとまった数量の商品を小売店に買ってもらいます。そして、安い価格で卸す代わりに、大量に売ることで利益を得ています。

しかし、コピーが簡単にいくつでも作れるセカンドライフの世界では、現実の商取引の場合における「まとまった数量」という概念は成立しません。

ですから厳密には、私が前回言及した流通パターンは卸売業とは言えないかもしれません。けれども、生産者と小売業の間に入って商品を扱うという意味では、卸売業に近いものがあると思います。 そして、小売業のみに専念したいという人が増えていくなら、これからは卸売業が発達するかもしれません。

さて、もし卸売業者が存在しているのなら実際に見学してみようと思い立ち、検索パネルで"wholesale"でサーチしてみました。

ヒットした結果の大部分は、"wholesale"という言葉を、「卸売価格並みに安い価格で販売してます」という文脈で使っていました。ですがその中で2件ほど、「小売用に販売しています」という趣旨のことが記されている店があります。

早速そのうちの一箇所にテレポートしてみました。




1Fには、アクセサリーやヘアが並んでいました。すべて、フルパーミッションのもので、個別にも買えますが、まとめ買いもできます。ディスプレイの前におかれている小さい木目の箱が、まとめ買い用のものです。ちなみに、アクセサリーの方は、22種類で500リンデンドル、ヘアの方は9種類で1,500リンデンドルでした。


2Fに上がってみました。女性用の洋服が並んでいます。私が買ったドレスも、その中にありました。

婦人服もすべてフルパーミッションで、一着50リンデンドルでした。こちらは、すべて個別売りです。


私が買ったドレスの卸売り価格は50ドルだったわけですが、小売店の中には、それを300ドルで売っているところもありました。つまり一着売れば元が取れると言うわけです。ボロ儲けのような気もしますが、婦人服は競争が激しいので、たぶん、そう簡単にはいかないように思います。


手っ取り早く小売業を経験してみたいと言う方には、ここで商品を仕入れるのも良いかもしれませんね。

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