4月20日~22日にSilicon Islandで開催された、International Technology Expo(ITE)に行ってみました。
公式サイトによると、64の企業が出展したとのことで、その内容は、テレコミュニケーション、建築ツール、Webベースのインタラクティブ・リンキングシステム、コンテント・マネージメントツール、マーケティング・広告システムなどです。
個人的には、Grid Reviewというマシニマによる番組の中でも使用されている、リップシンク(アバターが口を動かして、しゃべっているように見える)を可能にするソフトがおもしろいと思いました。(関連サイトはここ)
あのような大規模な展示会に行ったのは初めてだったのですが、私はSL特有の問題・・・ラグによる制約を非常に感じました。
会場は3階建てで、各階への移動にはテレポーターが用意されていたのですが、それがうまく働いてくれません。数回トライしてみましたが、テレポーターに座るばかりで、移動できません。
ならば、自力飛行でと思い、飛び上がってはみたものの、スムーズに移動できるだけのスペースが確保されておらず、何回も天井に頭をぶつけてしまいました。
ブースでは、展示物がよく理解できなかったので、ノートカードをもらおうと配布オブジェクトにタッチしたのですが、ノートカードが配布されないといったこともありました。
セミナーでは、講演者の音声がおかしくなったなと思った瞬間に、ビューアーがクラッシュしてしまいました。私の方で、何の動作もしていなかったにもかかわらずです。
SLでのイベントでは、ラグ対策が重要だと思いました。
ところで、名前からもわかるとおり、ITEは技術的な製品を発表する場のはずですが、なぜか金融関係企業のブースもありました。World Stock ExchangeとSecond Life Investors' Bank が出展していました。特に新サービスといったものは見あたらず、ただ知名度を上げるためにブースを出したようです。
なお、公式サイトで出展企業の一覧を見ていたときに、意外な人物の名前に気がつきました。
企業名 BW Williams
出展内容 Second Lifestyles Publication
アバター Sal Ackland
このSal Acklandという人物は、TSFという投資ファンドのファンドのマネジャーを務めていますが、そのTSFファンドは、不正の疑いで調査中のため、現在、World Stock Exchangeで取引停止になっているのです。(詳しくは4月7日のエントリーをご覧ください。)
Virutual Commerce Exchangeのサイトに掲載されていたニュースによれば、Sal Acklandは、Second Lifestyle Magazineという雑誌を、リアルワールドで発行する予定とのことです。
投資ファンドを運営する一方で、雑誌の出版にも手を伸ばすなんて、なかなかの企業家のようですが、果たして実像はどうなのでしょうか・・・?
2007年4月25日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
メモリかなり積んでないとだめかもです。さすがにクラッシュはなかったですけど。
ps.
テレポータ、わかりにくかったですけど、先にタッチしてダイアログからフロアを指定して、それから座るという感じでした。なので、フロアを指定した後、他の人が先にテレポするとまた最初からやり直しw。
本体のメモリーは1G、ビデオカードは128MBなのですが、これではやっぱりしょぼいんですね・・・。
テレポータは、ちゃんとフロアを指定したのに、ビームが出てこないことが、何回も続きました。
コメントを投稿